2006年6月5日(月) 1:17 作成 - 2008年8月3日(日) 20:27 更新
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実にくだらない記事なのかもしれないけど、創造は組み合わせからの荒木さんにもらったkoton試用の感想に対する、わたしからの返信メールをそのまま載せます。
ちなみに、彼は感想をブログ記事にもしてくれました。
■新ブログツールkotonを使ってみた : メモブログ
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とりあえずレスだぜ
> シンプルと謳っているだけあって、
> かなり軽くて使いやすい。
> マニュアルなくてもサクサクいけた。
> インストールもここまで簡単だと良いね。
イエーイ
> ▼サイトナビゲーションの充実
> 最近人気のページもそうだけど、ランダムピックアップなんてのは
> かなりよかった。埋もれた記事に、新しい風が吹き込める。
> (人気ページ見たことあるけど、ランダムってあったっけ?)
あらま、そう!?
「あんまり意味がないのでは」という意見があったから、
タグの導入と同時に廃止の予定だったんだけど。(^^;
本人的にはいい気がするけど、常連はいちいちそんな欄を見ないし、
新参者には人気のページ10件だけで十分だという…。
とはいえ、実は最近一部に流行りつつある
「一年前の記事」を表示させるみたいな機能を当初は考えていて、
でもそれだと1年以上古い記事は結局ふたたび埋もれてしまうとか、
じゃあ同じ日付の記事をずっとさかのぼって集めるかと思えば、
20年30年となるとスケーラビリティ悪いなぁとか、
いろいろ考えた結果の導入ではありました。
でもいまんとこ、廃止予定。
まぁ、廃止も追加もすぐできるんだけどね。
MySQLから order by rand() で取り出してるだけだし。
> ▼親記事の概念
> 親記事の概念は、今までもあったけど改めてシステムで作ると
> 新鮮に感じた。記事の連続性があって良いね。
>
> ▼続き記事の概念。
> これはかなり重要。ブログって単発記事の集まりだから、
> その関連性を持たせることがかなり弱いんだよね。
> カテゴリだけではままならないし。
> かなり必要な機能に思えてきた。
そう。実に必要なんです。
ただし、荒木くんのようなgeekには大変ご好評いただくこの機能も、
初心者にはまったく意味不明な機能になってしまうようです。
特に、「属する」と「一連」の違いがわからんらしい。
そもそもブログの記事に対して、時系列以外の構造という概念がない。
で、散々悩んだあげく、ツリー(親記事)と一連の概念を廃して、
タグだけでやろうと決めたわけです。
幸之介の@blog - ツリーを廃してタグを導入 ~ ブログの過去ログ、分類学とユーザビリティ
タグだけなら、まぁ構造化という概念とはそれでも結びつかないだろうけど、
記事を書くときにキーワードをふるくらいならできるでしょ、というわけ。
で、タグそのものだけでは実現できない「一連の記事」というしくみは、
「同じタグの付いた記事同士に、『一連の記事』的なナビゲーションを用意する」
ことで解決しようと思っています。
> ▼タグの概念
> 確かに、親子関係がはっきりしてるって記事構成は
> なかなかに見つからないかも。
> そういう意味では並列で並べられるタグ概念のほうが
> 一般的には使いやすいと思う。
そうそう。
かつ、タグ同士の関連(共に付けられやすいタグ)を使って、
並列だけではない、階層化的な見せ方もします。
乞うご期待。
> あと個人的にブログをしていて思うことは、
> 記事のまとめページをさくっと作れるとうれしいかも。
ふむむー。
「まとめ」タグを付けてください。(笑)
> 例えばITメディアなんかの特集ページのように、
> カテゴライズして、表紙をつけてトップページに貼れるとか。
> その辺があると、かなりまとまりがあって見やすい。
確かに、そういう機能はわたしもあれば便利だと思うんだけど、
そうするとどんどん汎用的CMSの方向に行っちゃうので、
ちょっとブレーキしてたりします。
「プロフィールページ」も、「このサイトについて」なんてのも、
もちろん「掲示板」なんてのも、敢えて持たせてないし。
> それと複数ブログが共存できるような形ってのも良いな。
これは、ASP化をにらんでいるために、
必然的にそういう仕様になっただけであったりもします。
> 普通のブログってどうしても1テーマで完結してしまうもの
> (逆に言えば、そうしないと見にくいと思ってる)
まあ、実のところ、そうなんだよね。
ニールセン博士もそう言ってる。
しかし。
わたしはセマンティック&Google世界原理主義的なところがあって、
情報(webページ)の意味的構造化はすべてGoogleらにおまかせするから、
わたしはどんな記事でも幸之介の@に書くぞ、というスタンスでいます。
レイアウト面とか、インターフェイス的な面で幸之介の@に収まらないモノなんかは、
別で作ってますが。(ゴッゴル総合研究所とか)
まぁ、日々葛藤してます。
というか、新たなサイトを作ったり、「どっちのサイトに書くか」で迷ったりする労力があれば、
ひとつのサイトでもいいからたくさん書いたほうがいいんじゃないか、
という考え方も好きです。
> それってトップページに、
> 1本軸で過去ブログ記事が並んでいるからだと思う。
>
> それこそカテゴリ(タグ?)別に複数軸で一覧性があると、
> にぎやかさと、テーマの共存がしやすいなと思います。
ブログ本体のトップページは時系列ですが、
「すべてのタグ」のページ(タグ検索画面のうち、タグ未選択のとき)では、
比較的、構造的な見せ方ができると思っています。
あと、サイドバーのタグ一覧(疑似階層化表示)のところと。
> 後はタグをどのようにユーザービリティーとして公開するかが気になります。
> その辺を幸之介がどう実装するかを注目したいな。
期待期待。
以上。
スピード重視で頭の中そのまま書いてみました。
「新参者には人気のページ10件だけで十分」ということは、人気ページがさらなる人気をよんで、どんどん人気ページになっていく、と言うことです。
それなら、何を持って人気ページであるかが段々わからなくなってきます。ランダムではなくて、人気によって重みを付けたりして波動だろうか?
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