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SAMSUNG : SyncMaster 240T 社会人1年目の夏に購入した大型液晶ディスプレイ。2003年〜現役。
まつわる話それまでは17インチのCRTディスプレイで、解像度が SXGA (1280x1024) という環境だったわたしですが、つねひごろより、高い解像度の精密な表示にあこがれ続けていました。ついでに、机の3分の1も占有してしまうCRTをなんとかしたいとも思っていました。 そんなわたしにピッタリなのは、通常であれば、この当時には10万円程度だった19インチクラスで解像度が UXGA (1600x1200) の液晶ディスプレイです。しかし!わたしはこの世に極上のディスプレイのあることを知ってしまいました。 それが、天下のサムスンが放つ、PC用としては最強のディスプレイ、24インチに解像度 WUXGA (1920x1200) を誇る SyncMaster 240T だったのです。製品が発表された2001年当時、価格はなんと49万8000円もしたのですが、二度の価格引き下げを経て、2003年には29万8000円になっていました。これは…買いだ! というわけで、PC本体の自作新調に合わせて、2003年の夏、どーんと購入。でかいです。写真ではこの迫力と快適さを伝え切れません。以後、わたしのPC生産性が20%程度、PC快適性が200%程度、それぞれ向上していると思われます。 ちなみに…、ひと回り小さい23インチながら5万円も安い Apple の Mac 用 23インチ Cinama Display にもひかれました。しかしこれは Windows 機にはつなげるのが難しいし、なにより林檎マークがまぶしすぎるので断念。 性能
24インチ、WUXGA というスペックは他に類を見ません。また、サムスンの最高級製品だけあって、輝度やコントラストも十分な数値になっています。 ちなみに、さらに大きなサイズの液晶ディスプレイはありますが、それらは展示会や会議などの業務用が多く、解像度は WXGA (1280x768) クラスがほとんどです。また一方で、より解像度の高い WQUXGA (3840x2400) などのディスプレイはありますが、それらの画面サイズは22インチにとどまっています。240T はまさにベストバランスなのです。 Internet Explorer を左に縦長で開いても、右側にはまだ半分以上もの余裕があります。Outlook Express のウィンドウも、最大化する必要はまったくありません。エクセルですら最大化することはあまりないのです。 逆に、DTMソフトでオーケストラの楽譜を表示させたり、地図ソフトで広範囲な地域を俯瞰したり、グラフィックソフトで細やかな描写をするときなどは、ウィンドウを最大化すると非常に快適です。 技術的な情報このディスプレイにはPC入力端子がアナログとデジタル(DVI)のふたつあるのですが、もちろんDVIのほうがクッキリして美しく表示されます。しかし、ビデオカードによってはDVIだと最高解像度のWUXGAが表示できなかったりするため、注意が必要です。 なお、わたしは nVIDIA の GeForce FX 5200 を使っていますが、当初はDVIによるWUXGAが表示できず、やむなくアナログ接続していました。現在はWinXP用ドライバVer. 52.16でデジタルWUXGA表示が可能になっています。現在最新のVer. 53.03 と 53.04では表示できないので注意してください。 ご参考までに、2002年5月の資料ですが、日本サムスンから提供していただいた、ビデオカードの検証リストを掲載します。ただし、サムスンが動作を保証するものではありません。とはいえ、おそらく、現在では多くのビデオカードがドライバの更新によって問題解消されていると思います。
240Tの後継機、243Tによる最新のビデオカード動作確認リストは、サムスンが以下のページで公開しています。ここでは GeForce FX 5200 ではデジタルのWUXGA不可と書かれていますが、前述の通り240TでWinXP用ドライバVer. 52.16なら動作しますので、243Tで試してみる価値はあるでしょう。 関連リンク
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