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株式市場のゆっくりとした崩壊 株価の上昇のためには、株価の暴落が必要だ!?(4分の1くらいは冗談のコラムです)
大安売りの日本の株式市場NHKスペシャルの討論番組「よみがえれ日本経済」を見ていました。 それに触発されてちょっと調べたんですが、東証の株式時価総額って240兆円しかないんですね。激安! なんですかこれは。たたき売りですか。1兆円以上の利益を出しているトヨタの時価総額が10兆円切ってるし。だれか買ってよ。(まあトヨタ自身が自社株買いしているわけだけど) ゆっくりとした値下げこれはね、竹中さんも言ってるけど、明らかに過小評価。しかも「じわじわ」下がるもんだから、なかなか底打ちができないの。株式市場は経済の実態を反映しているはずだとか言ったって、最終的に価格は需給のバランス、つまり人間の心理で決まるんですよ。 「ハンバーガーを毎日1円ずつ値下げします!」とか言ってもインパクト薄いでしょ? 「カローラを毎月1万円ずつ値下げします!」とか言われたら、いつまでたっても手を出しにくいでしょ? パソコンやデジカメを買うのにみんなが躊躇するのも同じなんだけどさ、じわじわ値下げされると、お買い得感よりも先に「いま買うのは損」という気持ちがでてきちゃうし、実際、株式市場では損するわけだよね。 ガツンと一発、半額セール!過小評価されている市場に対しては、インパクトのある値下げが必要なんじゃないですかね。ガツンと。 株価下落の一因として規制されたりするカラ売りですが、むしろ思いっきり解禁して、やりたい放題にするとか。そしたら、日経平均もここまで「じわじわ」下がることなく、心理的なメカニズムの必然によって、適当な時期にカラ売り暴落があったはずです。そのときこそ、バブル崩壊の逆で、「ア!現実の経済を無視して売りすぎた!」とかいって上昇に転じるチャンスもあったんじゃないかなぁ。 なまぬるい株価対策なんかやめて、一回ガツンと東証半額セールやるんですよ。そしたらみんなハッ!と気づくって。笑。 もっと早く熱湯に入っていれば…まあ、いまから半額セールやったんじゃあ、銀行も生保も全部閉店です。本当は、日経平均が、長らくバブル後のボーダーラインだった1万2000円を切ったときにでも暴落すればよかったんじゃないかな。 熱湯に入れたカエルはすぐに飛び出るけど、カエルを入れた水をゆっくり熱していくと、やがて茹でガエルになってしまうと言いますよね…。 関連リンク
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