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メールマガジンを等幅フォントで読んでいるか あなたは、メールマガジンを等幅フォントで読んでいますか?プロポーショナルフォントで読んでいますか?そしてメルマガ発行者のあなたは、どちらで編集していますか?
等幅フォントは意外にたくさん以前公開メモ日記で、「メールマガジンを等幅フォントで読んでいるひとはほとんどいない」と書きました。わたしの身の回りの、初心者からそれなりの中級者までも含めたひとびとの実態を見てそう書いたのですが、実際には等幅(固定幅)フォントに設定しているひとはかなりいることがわかりました。 なお、等幅フォントとプロポーショナルフォントの違いや、その利点と欠点については「等幅フォントとプロポーショナルフォント」をご覧ください。 「等幅フォントです」・・・64.0%このたび、「日本最古のメールマガジンのひとつ」を謳うホームページ紹介マガジン「FIRST NEWS」の編集部にお願いして(そそのかして?)、同702号、705号で読者アンケートを実施していただいたのです。(別にこのページのために実施していただいたわけじゃありません) その結果は
となり、およそ3人に2人の読者が等幅フォントでメールマガジンを読んでいることがわかりました。 読者層によってフォントの割合は違う今回の回答者が「日本最古のメールマガジンのひとつ」の読者であり、ホームページ制作者の割合が多い(パソコン中〜上級者が多い)ことを考えても、これはかなり意外な結果でした。より明確にするために、「等幅フォント」「プロポーショナルフォント」の区別ができるパソコン中〜上級者に限ると、77.6%のひとが等幅フォントを選択していることになります。 ただし、Outlook Express の初期設定がプロポーショナルフォントであるため、「どちらなのか分かりません」「質問の意味がわかってません」の回答者(パソコン初級者が多い)はほぼプロポーショナルフォントと考えてもいいでしょう。つまり、パソコン初級者の割合が多いメールマガジンほど、プロポーショナルフォントで読まれている割合は多いことになります。読者の半分を初級者、つまり「どちらなのか分かりません」「質問の意味がわかってません」が占めるメルマガであれば、残りの中〜上級者も含めて6割以上がプロポーショナルフォントで読んでいる計算になります。 フォントの悩ましい選択いずれにしても、世の中の一般のメールマガジン読者のフォント設定は勢力拮抗といったところです。また本来、文字の大きさやゴシック・明朝などの書体も含めて、フォントの設定は基本的には読者の自由であるべきものでしょう。 世の中の多くのメールマガジン読者が、美しいレイアウトデザイン(等幅)で読むか、美しい文字組(プロポーショナル)で読むかの悩ましい選択を迫られています。また一方で、メールマガジン発行者は、プロポーショナルフォントでも美しい優れたレイアウトデザインを考えるか、やむなくいずれか一方を犠牲にするかという、さらに悩ましい選択をしなければならないのです。 これまで気にも留めていなかったあなた、一度はフォント設定について考えてみませんか。 関連リンク
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