郵政公社の社名に使われている書体は、信頼と親しみやすさを感じさせていい選択だと思います。特に、JRやJTのように、安易にJPにならなかったことは、地味なことながら高く評価すべきでしょう。
上手だった社名に対して、残念なのは現場のPOP(郵便局での案内やビラなど)に使われる書体です。郵政公社に限ったことではありませんが、親しみを得ようと丸文字系のPOP書体を使うのは、あまりに安易なばかりか、かえって信頼と品質を損ないかねません。
というわけで、ちょっと書体に注目して街を歩くのもおもしろいかも。