高校教科書の検定で、国語の現代文には、「薬の服用法」、「半熟卵の作り方」、「栄養ドリンク剤の広告」、「電子メールのマナー紹介」等々、実用作品採用の傾向が強まったとのこと。賛否は別にして、これは実におもしろそうな教科書ですね。
確かに、もっと現実の世界で触れるはずの文章に重点を置くべきかもしれません。実際、高校時代に文学以外の現代文(論説など)で、何を学んだかといわれれば、「世の中には難解な文章が存在する」という事実だけだった気がします。
文学にしたって、読解だけがすべてじゃないと思うんだけどなぁ。