中曽根さん、「年寄りはもういらんという、目先のことばかりの安易な考えでいいのか」などとわめいています。
どこがどう目先だと言いたいのかよくわかりませんが、少なくとも自民党側の意図は「目先」とはまったく正反対でしょう。
「政治能力のある中曽根氏がこのまま現役でいることは、目先数年のことを考えれば確かに有益だ。しかし、将来にわたる老害の可能性を廃し、若い世代に活躍の場を与えていく、という長久の視点に立てば、いまここで定年を厳格に適用して中曽根氏が勇退するべきなのだ」というのが自民党の考えなワケですよ。(本音かどうかはさておき)
滑稽というか見苦しいというか。