音楽業界も放送業界も、彼らが考える「テクノロジーの進歩した理想の世界」は、世界のどこかで誰かがコンテンツを体験するたびに、相応のお金をスムーズに徴収することのようです。「ただの一度もタダ見は許さない」という姿勢がありありと現れています。
お金は感動の対価です。テクノロジーが進歩することで、感動の伝えかたが非常に簡単に、便利に、自由になるのです。そんなテクノロジーがもたらすすばらしい恩恵を生かそうとせず、彼らはそれをテクノロジーによって押しつぶすことばかり考えているようです。