まぁこの「モゲハ」CMを最初に見たとき思ったのは、バカな人権団体の攻撃にさらされるんじゃないかという心配だったよ。逆に、これが攻撃されないようなら、いい世の中になったなと思った。
なにがバカかって、チンパンジーが馬鹿にされていることです。愛らしい霊長類の仲間であるチンパンジーが、われわれ人間と同じ格好をしたからといって、自販機でおさいふケータイを見て驚いたからといって、ウォークマンを聴いたからといって、何が悪いのでしょうか。チンパンジーの衣装が「宗教的象徴」だったことも攻撃材料にしていますが、ミッキーマウスが神父の格好をしてもクリスチャン差別でディズニーを訴えるのかよ、このバカめ。
件のバカ団体「コミュニティー」はただ、チンパンジーの隣にいたのが黒人だったから訴えているに過ぎないのです。そういう感覚で目をギラつかせていること自体が、世の中からの差別根絶をさまたげる癌だというのに。