参照関係を読者に示す機能としての「トラックバックよりも優れた方法」について、トラックバック2.0の視点からの解説はしてみたものの、既存のリンク元アクセスランキングとどう違うのかも解説しよう。
キモはふたつ。
まず、相手ページに逆アクセスしてタイトルを取得すること。たぶん実装済みのサイトもある気がするんだけど、お目にかかったことはないと思う。アクセス数の数字だけの表示とか、URLだけの表示とかは見たことがあるけど、タイトルが表示されることで一気にわかりやすくなるはず。
もうひとつのキモは、同じサイトと思われるリンク元をまとめて表示させること。先にも書いたけど、サイトのトップページからのアクセスと、個別記事からのアクセスは、階層を落として並べて表示させる。ただ、これは少し仕様を練る必要がありました。結論だけを言うと、あるURLからのアクセスがあったとき、そのURLを完全に内包する(または内包される)URLからのアクセスがすでにあればそれらは同じサイトと見なし、内包される(URLが短い)方が親ページになります。こうすれば、プロバイダのトップページとかブログポータルのトップページからリンクされるようなめったにない事態を除いて、うまくサイト単位の親子ページ関係を構築できるはず。