わたしが愛用している証券会社、コスモ証券。ほとんどの証券会社もそうでしょうが、株の取り引きをした数日後には、決まって取り引き内容の明細書が届きます。しかし、わたしは見ない。だってわずか数日前にしたばかりの自分の取り引きなんて、忘れるわけないし。「あー届いてる」と見るや、封も切らずにすぐゴミ箱行きです。
しかし、ゴミ箱行きしてはならないものもある。それは、月間の取り引きをまとめた報告書なり、契約に絡んだ重要なお知らせなどです。そういうのは、ちゃんと中身も見るし、場合によっては保存もする。
さて、わたしはどうやって封書の中身を見分けているのでしょうか?
封筒に書いてある? おしい。正解は、タテの封筒が重要書類で、ヨコの封筒がゴミ箱行きなのです。(ちなみに両方の封筒とも表に「重要」と書かれています)
まったく同じ封筒であれば、わたしはすべての封筒を空けざるを得なかったでしょう。または、数日前の取り引きの記憶を頼りに、「これはあのときの明細だな」などと判断して、ときに重要書類までゴミ箱に捨ててしまうかもしれません。
タテとヨコ、あとはまったく同じデザインなのですが、なんともさりげない、すぐれた「サイン」です。
ちなみに、以前使っていたジェット証券では、取り引き明細がハガキ、重要書類が封書と分けられていました。