公開メモ日記

[ 2006年1月24日(火) 1:35 ]
 ライブドアショックに対するわたしの所感

 今回の特にライブドアの株価下落とか、マネックス証券の信用担保切り下げとかは、たぶん社長の信念に共感して買ったような人たちも恐怖のどん底に陥れたと思う。特に信用の場合は、手放したくなくても手放さざるを得ないだろうし。

 気軽な感覚で株を買っちゃった人たちにも、日経平均の上昇がずっと続くという幻想を抱いちゃった人たちにも、ライブドア株のリスクを甘く見ちゃった人たちにも、いいお灸になったと思います。

 わたしがこれまで直に経験した中でも、ソニーショックその他で、数回、こんな風に市場全体が悲観に包まれたことがありました。2年に1回くらいのペースかな。

 地震と同じで、たまに経験するからこそ健全な市場がかろうじて保たれるのだと思うのです。たとえば今後100年間地震をくい止めることができたとしても、それは101年後の悲劇を生むだけだと思うのです。

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