公開メモ日記

[ 2006年10月29日(日) 9:34 ]
 IMEに単語の区切りを変更して覚えさせる方法

 わかっていてもついつい間違えてしまう「幸之助-幸之介問題」ですが、この原因のひとつに、IME(日本語変換システム)に「幸之介」を単語登録させていない、という点が挙げられます。

 本来は単語登録させなくても、一度変換すればちゃんと覚えてくれるのですが、「単語の区切りを変えた上で変換する」という方法は、かなりパソコンに慣れた人にも、意外に知られていないようです。

 Windowsの標準IMEで一番最初に「こうのすけ」と打つと、最初の変換はたいてい「幸之助」となり、しかも3文字がまとまった状態で変換されるので、多くのひとはいちど確定したあと、助を消して、介に書き換えたりします。しかしこの「いちど確定」がよくない。実によくない。そんなことじゃあ、「幸之介」に限らず、いつまでたっても単語の区切りのちがう文字を覚えさせることはできません。

 最初に「幸之助」と出たら、あわてず、「Shift」を押しながら「←」を押しましょう。変換の対象が「こうのす」と「け」に分かれます。

 そのままさらに「←」を2回押して、変換対象が「こう」になったら、まず「幸」を正しく変換します。何度もスペースキーを押すことになりますが、めんどくさがらずに幸せを探しましょう。しかしここで幸せが見つかったとしても、すぐにEnterを押してはいけません。いままでの苦労が台無しになります。「幸のすけ」(または「幸の輔」など)の状態になったら、Enterではなく「→」を押して、次の変換対象を「の」に合わせるのです。

 同じ要領で「の」を「之」にしたら、やはりEnterを押さずに「→」で「すけ」を変換対象にします。そうやって無事、「幸之介」が完成したら、ここで初めてEnterを押します。

 この瞬間、あなたのIMEは「幸之介」を覚えるはずです。

 万が一、これで覚えない場合は、きっと過去に「幸之助」で変換しまくったために、学習効果が残っている可能性があります。めげずに何度か「幸之介」を変換すれば、学習は上書きされるでしょう。

IMEに単語の区切りを変更して覚えさせる方法

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