『同協会は、携帯メールを1日20通以上する「メール派」と、休日にパソコンでネットを2時間以上見る「パソコン派」の2群に分けて、性体験率を分析した。』
この2群に分ける感性。
とりあえず、長年の疑問だった「調査主体は淡々とデータを発表するだけだが、それを報道するバカなマスコミがとんでもない着眼点でデータを読み取ろうとするのではないか」については、わたしの思い過ごしであったことがわかりました。
しかしそのいっぽうで、「調査主体も実はバカではないのだが、バカなマスコミが飛びつきそうなネタを仕込んでおかないと大きく報道してもらえないため、敢えてとんでもない着眼点を戦略的に用意しているのではないか」という疑問がでてきました。
なお、とんでもない着眼点として好まれる要素をまとめておきます。
第1群
性体験、非行、テストの成績、運動能力、「学校がつまらない」
第2群
ケータイ利用度、ゲーム時間、テレビ時間、読書時間、睡眠時間、朝食摂取率、親子の会話、「家事を手伝う」
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