カメラの設定の話なので興味ないひとはさようなら。
リハーサルその他も含めて、撮影したのは全部で1340枚。ちなみに去年は同じカメラで600枚ほどでした。今年のほうがより慎重にブラケット撮影をかけたわけだが、戦果が大きく改善されたわけではない。うーむ。
去年の時点で気付いていたはずでしたが、やはりスプリングコンサートの撮影は最強にむずかしい。移り変わる照明、色とりどりの衣装、極めつけは黒のタキシードでキメた指揮者と、白のジャケットをまとった生徒の対比。ついでに、譜面台は黒。指揮者を中心に撮ると露出補正が-1.0前後、生徒を中心に撮ると+0.3前後必要で、構図によっては白と黒でどちらに転ぶかわからない状況にもなります。
マニュアル露出で撮ればいいのかもしれませんが、舞台の位置によって明るさも若干違ってくるし、F2.8-3.5のズームでは広角端と望遠端で明るさが違うし…(それを吸収する設定ができると便利だな。暗いほうに合わせるなんてもったいないし)。しかしそこをブラケットでカバーする方法で撮るのがいいのかもしれません。
来年はE-1後継機とE-410の二台体制で、今年よりさらにレベルアップした写真を撮ってやりますよ。とりあえず、ブラケット幅は「全部活かす欲丸出し」の0.3ではなく、「ハズレも覚悟」の0.5にしましょう。ISOは今年800で撮りましたが、次世代機になる来年は1600でOKでしょう。これでもう被写体ぶれはない。
ま、その前に今年の写真集の編集なわけですが。