原子力を削減したいなら、そう主張すればよい。
深夜にたむろする若者を駆逐したければ、そう主張すればよい。
コンビニの深夜営業規制の言い出しっぺは、果たしてCO2ブームを利用した知恵者だったのか。それとも、電力需給について真に無知なる愚か者だったのか。
いずれにしても、正常な世の中であれば「バカな市民グループがまたヘンなこと言い出した」で一蹴されるはずの提案が、少なくとも大衆迎合主義のマスコミと、知識のない浅はかなマスコミ、そして残念ながらおそらく、まともなマスコミの目にすら、ブームに乗った格好のネタとして取り上げられてしまう、この風潮に、わたしは寒気がするのです。