公開メモ日記

[ 2008年9月13日(土) 22:37 ]
 パラリンピックはもっと堂々と発展すべき

 賢明なる読者のみなさまなら誤解せずに聞いてくれると信じているからこそ、はばかることなく申し上げますが、正直、パラリンピックってつまらない。

 誤解しないでください。ボクは、純粋に競技としての楽しさがないから、つまらないと言ってるのです。例えるならば、マラソンに比べて競歩がつまらないと思っているのと、同じ理由です。

 わたしは人間の限界に挑戦してこそのオリンピックだと思うので、わざわざ「走っちゃいけない」というハンディキャップを付ける競歩がどーしても好きになれません。ルールと言う名の制限を付けてこそおもしろい競技もたくさんありますが、人間の限界に挑戦するタイプの競技に制限を付けたって、ぜんぜん盛り上がらない。

 ま、それはさておき、パラリンピックは健常者と同じ種目を同じようにやっていたのでは、あくまで「健常者に対して障害をどれだけ補えているか」を競うに過ぎません。そればかりか、最新の技術で障害を補いすぎると、オリンピックの100m走に義足で出場してもいいのかどうか、などというくだらない議論まで出てきてしまいます。ボクの個人的な意見では、100mを8秒台で走り抜くような最強の義足を使って、堂々とパラリンピックの世界記録を誇ればいいのに、と思います。

 そんな中、車いすの各種競技がパラリンピックの中でもまだおもしろいほうだと思えるのは、車いすという大いなる道具、武器を使うことで、健常者がおこなう通常の競技とは違った戦略なり、能力が発揮されるようになるためだと思うのです。

 そういうわけで、もっともっと、積極的に道具やハンディキャップを「活用」して、通常のオリンピック種目とは無関係に、パラリンピックが独自におもしろく発展していくことを希望します。

 関連: 公開メモ日記 - 夏期オリンピックにおける競歩の是非

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