「中国経済の先行きに、仮に節目があるとすれば、経済成長が10%を切ったということ、これは、考えさせられますねぇ」
おまえな、ハッキリものを言えよ!!!!
10%を切ったことが中国経済の節目であると、そう断言したいんだろ?
でもおまえは、勇気と自信がないから、それを断言せずに、そうやって視聴者に想像させるんだ。それ以外の想像は考えられない言い回しをしているのに、それでも慎重に視聴者に丸投げするんだ。
そうだ。おまえはそれを謙虚と考えているんだろう。
断言するのは、経済アナリストの仕事であると。隣に座ってるえらいゲスト様の仕事であると。
だからおまえは、そうやって「絶妙なる暗黙のパス」を、隣のアナリストに出すんだ。最後の最後、断言するところだけ、あなたが補足してくださいと言わんばかりに。
そして、いつも、そう、いつもだ、今回の例に限らず、隣のアナリストは必ずおまえの前フリを全力で「いなす」。おまえの罠に引っかかったアナリストを、わたしはこれまでひとりも見たことがない。さすがだ。
おまえな、もう懲りたらどうだ。
懲りろ。
なんなら、いっぺん「わたしは10%が節目になると思いますが、○○さんはどう思いますか」って言ってみろ。そんで反論されろ。諭されろ。
んで懲りろ。
な。