新着情報

読者の声

声を書き込む

名前


操作

掲示板に移動する

メールを送る

| →メールフォームから

道頓堀ダイブは悪か

 [この記事は2003年の優勝時に書きました] 阪神優勝で道頓堀への飛び込みが相次ぎました。マスコミ人が本当にダイブを悪だと思っているのかどうかはわかりませんが、個人のブログだからこそ書ける意見を書いてみます。

ついに出てしまった死者。しかし…

 阪神優勝に酔いしれる関西ですが、優勝の喜びとともに、道頓堀川への飛び込み、いわゆる道頓堀ダイブもも世間の注目を集めました。

 テレビではキャスターが神妙な顔でさかんに「やめましょう」と注意していますが、それはあくまで表向きの話。視聴者も実際にはお祭り騒ぎのごあいきょう、と思っているのが真実ではないでしょうか。

 しかし、そこへついに出てしまった死者です。ここへきて「本気で」反対していたひとびとは、それ見たことか、といった心境でしょうが、わたしは反論したい。


楽しく清らかな道頓堀ダイブを

 残念ながら亡くなった方には心から哀悼の意を表しますが、だからといって飛び込みを禁止するのは筋違いだと考えます。犠牲者から得た教訓を生かすならば、後ろから押した犯人をいち早く検挙するとともに、今回のような酒に酔った状態での飛び込みに自制を呼びかけ、また、命に直接関わらないかもしれませんが、川の衛生状態を少しでも改善するといった対策を練るべきでしょう。

 世の中には命の危険をともなうお祭りはたくさんあります。死者が出ることはどんなときも悲しいことですが、それによって伝統あるお祭りが中止になるということはありません。二度と死者を出さないように、万全の安全対策を真摯に練るだけです。道頓堀ダイブにそれほどの歴史があるわけではありませんが、それはたまたま阪神があまり優勝しなかったからかもしれません。

 また、日本の田舎には美しい清流がたくさんあり、そこに架かる橋から子供が川へ飛び込む様子は心和む光景です。すなわち橋からの飛び込み自体が悪なのではなく、あるとすれば道頓堀川の水質と水深の問題でしょう。橋の高さ5.5メートルに対して水深は4メートルだと言いますが、現実に深刻なケガ人続出の事態を生んでいるわけではありません。(もちろんケガは痛ましいことですが、)仮にそれが問題だとしても、後ろ向きに禁止を叫ぶばかりではなく、元気に飛び込める安全対策と環境作りの方へこそ顔を向けてほしいものです。

 楽しく清らかな道頓堀ダイブを。



関連リンク

道頓堀ダイブは悪かの内容に関連した広告




Copyright © 2003 Yokota Kounosuke (). All rights reserved.
表紙 | このサイトについてのご案内