富良野スキー旅行は料理がおいしいだけじゃないのです。写真好きのわたしとしてはむしろスキーより楽しみにしていたのが、3泊4日のうち、最終日に予定されたかの有名な旭山動物園なのですよ！

　雪山にのぼったりもぐったりしてあそぶペンギンさん。

　これはかわよい！！！！

　ふと、もの悲しげな顔をします。

　おさんぽが終わると、けっこうヒマそうです。

　オットセイにエサをあげながらのお話しがとってもおもしろかった。

　別の言い方をすれば、おねえさんがかわいかった。

　高度な展示施設で飼われたシロクマさんは、女の子をエサだと思って野生で飛びかかっているのか、女の子と遊んであげているのか、区別が付かない。

　ぴくりとも動きません。

　どう見ても精神年齢がわたしより上です。

　もんじゅ。

　バックアタックしても絶対勝てない。

　中露国境に生息するので寒さに強い。

　アムールトラ - Wikipediaによれば、ヒグマさんと戦っていい勝負をするらしい。こわいよう。

　「おまえ…あとでちょっと来い」

　まじごめんさない。

　目があった。

　旭山動物園の魅力は、動物たちの展示方法だけではありません。今回は時間に余裕があまりなく、じっくり見ることはできませんでしたが、いたるところに描かれたかわいい絵や案内、そしてなにより、ふつうの動物園にある「○○目○○科の草食動物で学名は○○、ドコドコに生息して夜行性うんぬん」などといったつまらない説明の代わりに、まるで富山高校の文活クラス発表ばりの、いやそれ以上の楽しくてわかりやすいイラスト付き解説が見られるのです。このおもてなしはディズニーランドクオリティ。

　こんど行く時は…以下のいずれかで。

　1. 夏に。

　2. 時間ゆっくり見て回って写真撮って。

　3. かわいい女の子といっしょに。

　あさひやまどうぶつえんシリーズ、完。