扇風機って、汗かきまくってるときは「強」でとても快適なんですが、そよ風がほしいときの「弱」はあまりに風が強すぎると思いませんか?とりわけ小型の卓上扇風機では、強と弱の違いがほとんど感じられません。あの2段階に意味はあるんでしょうか。
そんなことを思っていたわたしの扇風機は、風力を自由に調節できる機械を取り付けています。それは電流調節器。ホテルなんかで、電球の明るさを変えるための回せるツマミがあるでしょ。あれ。ふつうの家電店で、白熱電球用の「調光器」などとして、ちょっと高いけど2000〜3000円くらいで売ってます。
これすごくいいですよ。かなり弱めにしておけば、とてもやさしい風がそよそよと、うるさい音もなく流れてくれます。風量や音が気にならないのは、特に夜寝るときにはいいですね。外気が涼しいので扇風機を窓際に置くといっそう効果的です。
さて、本日の特売品はその調光器が、なんとオドロキの1980円(ちなみに扇風機自体は1480円とか)。
という話ではなくて、扇風機メーカー各社は、もっとやさしい「そよ風」の需要を感じ取ってもらいたいものだということです。また、家電量販店さんは、扇風機の横に調光器を陳列してみてはいかがでしょうか。場所もとらないし、扇風機を買うときに一声かければ、いっしょに買ってくれるひとも少なくないんじゃないかなぁ。