11月22日、テログループによって、地対空ミサイルで飛行機を撃ち落とす場面のビデオがフランス人記者に送りつけられました。
反抗グループによる「99%をアメリカが搾取しても、1%をイラク国民に残してくれればいい」や、「フセインを排除してくれたことには感謝する」というモノ言い。なんかヘンだ。怪しい。
そして、その後、数日して、ブッシュ大統領が突然イラクを訪問しました。
うむむ。
たとえば、ブッシュがどうしてもイラクを訪問したいとします。当然、もし事前に公言していれば格好のテロの標的ですから、秘密にしていたのは不思議ではありません。しかし、たとえ秘密だったとしても、バグダッド空港に飛行機が着陸することは、もとより非常に危険なはず。ましてや、ブッシュが乗っているとなれば、何が何でも当日の警戒体制は万全にしていなければなりません。
しかしですよ。前もって米軍に「11月27日は厳重な警戒態勢を敷くべし」などと命令しようものなら、それこそテロリストたちに狙ってくれよと言わんばかりです。そこで、アメリカは、27日のバグダッド空港の警戒態勢を厳しくしておく理由が必要だった。
…というシナリオはどうでしょう。