1.有名なメールマガジン「がんばれ社長」で紹介されていた「経営戦略考」というメールマガジンのバックナンバーを見る。
2.本文中で、JTBの旅行代金積み立て商品が「旅行自粛期に適したビジネス」として紹介されていた。いま需要がないなら、将来需要に置き換えてしまえということだな。
3.そこから「景気が悪いのは個人が所得を消費せず貯蓄してしまうから」という話を思い起こす。
4.でも待てよ。貯蓄に回せるような所得も減ってきているんじゃないの?そんな気がするぞ。リストラとかボーナスカットとかでさ。
5.ならば、とGoogleで「個人貯蓄残高」検索。うまくいかない。なぜか中国の話ばかりが出てくる。そうか、中国の景気の良さがこんなところでもうかがい知れるんだな。
6.今度は「個人 貯蓄残高 2003」で検索。うまい具合にバブル後から現在までの日本の資料が見つかる。こういう検索語選びって、センスだよなぁ、なんて思ったり。
7.やっぱり所得は減っているようだ。しかし、貯蓄はそれほど減らしていない。むしろ上の年代ほど増やしているくらいだ。みんなコツコツ不安に備えているんだな。これじゃ景気が悪いはずだ。
こんな連鎖が調子に乗ってくると、コラムが一本できあがったりするわけです。(今回はうまく考えがまとまらなかったのでボツ)