「デザイン以外はすべてあたらしい」というキャッチコピーですが、果たしてそれを堅持することに価値のあるデザインなのか、疑問です。どう見ても20年以上前のレトロデザインなので、それが好きなひとにはウケるのかもしれませんが、それが好きなひとはすでにこの製品を買っているわけで。もともと音質がいいことを売りにしていた製品が「さらに音質がよくなった」ところで、新しい顧客層の開拓に結びつかないのは明らかです。
すなわち既存のBOSEファンからの買い換え需要を当て込んだ製品なのでしょうが、仮にそれによって特需が発生するとすれば、今度はその後の需要が続かなくなります。ということはおそらく、デザインのリニューアルがこのあとに控えているのではないでしょうか。
既存顧客の中には、リニューアル後の製品のほうが好きになるひともいるはずです。一時期に発表すればいいのに、ちょっとやさしくないなぁ。
あくまで憶測に基づく意見ですが。