これも1年前の話。
自分用と、富校の杜の日記記者にプレゼントするために、2冊買ってみた。
写真の撮り方の本というと、だいたい分厚くて露出やら絞りやら画角やらの小難しい話しか載ってないですよね。違いはせいぜい、イメージ写真を多用して初心者向けに丁寧に書くか、図解を多用しておっさん向けに詳しく書くのかの違いだけ。ただでさえそういう解説はつまらんなーと思うのに、まして高校生の日記記者にそんなのお勧めできません。
この本は、「えほん」の名の通りほとんど文章がなくて、ぱらぱらページをめくっていけます。被写体を探す目と構図を捉える目とを養う感じ。
要望を挙げるとすれば、人物写真と、構図と、シャッターチャンスと、ホワイトバランスについてもうちょっと掘り下げて扱ってくれていたら完璧だったんだけど。いや、掘り下げると言っても、この本の場合は「にっこり」「見上げてみよう」「いまだ!」「色がおかしいよ」くらいでサラッとね。
参考: Amazon.co.jp: デジカメのえほん