うっひゃー。あまりに大胆な発言のため、まるまる引用しますよ。
「両アーティストのセールスパワーを鑑みると、コアなファン層だけでない幅広い層にアプローチでき、非常に多くのダウンロード数になることが予想される。今回の特別企画は日本の音楽史に残るエポックメーキングな出来事となり、黎明期にある国内の音楽配信ビジネスのターニングポイントになると思われる」
だそうです。うわー言ってのけてしまいましたね〜。「非常に多く」とか「音楽史に残るエポックメーキング」とか、「ターニングポイント」とか。
一定数の固定ファンが確保できるジャニーズを選んだのは上等な戦略だと思いますが、1曲315円とか(まぁジャニーズは安売りしないわな)、「ポータブルプレーヤーに1回」だけしか転送できないとか、ダウンロード期間が60時間限定といった夢のあふれる舞台が整っています。
また、「売上予想は2006年に850億円」という狸が絶滅してしまいそうな皮算用は、1999年のネットベンチャーのような香りを醸し出しています。ちなみに音楽ダウンロードだけだと、315円の曲が1億回で315億円ですよ。年間にミリオンヒットがあるかないかのこの時代に、ネット配信だけで1億回。
SME、avex、各社、excite、OCN、有線、MS、そしてオリコン。誰も何も学んでません。