今回の旅行を機会に買ってしまった広角の11-22mmレンズ(35mm換算22-44mm)は、非常にいい買い物になりました。
車窓から路上の人々を狙うにはピントをよく合わせる時間がないのでF8(被写界深度は35mm換算F16)くらいに絞った方がいいとか、それでも曇りや夜は暗くなるのでISOで明るさを稼ぎつつF5.6くらいで我慢するとか、そもそも灼熱の太陽の下では絞らないと明るすぎとか、海辺は砂浜など画面に白が多いので露出補正を+0.7か+1.0にしたほうがいいとか、超暗いときは画質をがまんして思い切ってISOを3200にするべきだとか、写真の基礎みたいなのを実際に「現場で」体験するのは一眼レフ歴が比較的浅いわたしにとって新鮮でもありました。
レンズは前述の1本しか持っていきませんでしたが、望遠がほしいと思ったことはほとんどありませんでした。