公開メモ日記の各メモのタイトルは、これまでいくらかSEOを意識して付けてきました。商品名はできるだけ略さず(1度は)正式名を書くようにしているし、タイトルとメモ本文の中でカタカナ表記とアルファベット表記の両方を書いてみたり。エクセルとExcelとかね。
しかし最近はそれに加えて、「クリックしたい」と思われるかどうかも、タイトルを決める指針のひとつになっています。たとえばこれまでであれば、『六甲おろしは滝廉太郎の「花」と似ている』という具合に、メモの内容を素直に表現するタイトルにしていたかもしれませんが、実際には『阪神タイガースと滝廉太郎の関係』と敢えてタイトルで本質に触れずにぼかしています。そう、週刊誌の見出しでよく使われる手法ですね。
この傾向は公開メモ日記をRSSで配信するようになって強くなりました。GREEやmixiでわたしの友達になってるひとは、毎朝配信されるメールマガジンに、公開メモ日記のタイトルが載るからね。わたしも、自分の友達の日記をクリックするときはタイトルで判断してるから。やっぱり相手の立場に立って初めてわかることって多いよ。
もちろん、この「クリックされやすい」週刊誌的タイトル手法は、気を付けないと「検索されにくい」ものにもなってしまいがちなので注意と経験が必要です。まして「実は…」みたいな思わせぶりなタイトルは、検索エンジンにとって最悪であるばかりでなく、期待はずれだったときの閲覧者の心境を思えばおすすめできません。
かといって、検索されやすいだけでもダメで、やっぱり検索結果の画面に並ぶタイトルたちの中からも「クリックしたい」と思われなければならない。むずかしいね。
そういえば、コピーライティングとかネーミング、ラベリング的なことは、学校じゃぜんぜん教えてくれなかったような気がするなぁ。