いまのデジカメには、せいぜいが、ほとんど中身のない「カンタン使い方マニュアル」と、白黒でとりあえず機能を網羅するだけの玄人向け「取扱説明書」があるだけ。こんなの、大多数の初心者ユーザーには役に立たないんですよ。
新機能や高い性能も、使ってもらってこそなんぼのデジカメ。たとえばフジの高感度やパナの28mmといった新機軸、または、もっと一般的な露出補正やマクロモードなど、いろんな撮影の仕方があるということを、わかりやすく、しかもカラーでまとめた小冊子を、あらゆるデジカメに付属させるべきではないだろうか。
コストがかかるというなら、1部500円とかでもいいと思う。何万円もする買い物なのだから、そこをケチる消費者はまれだろう。