黒モデルが出るということは、どうやらNATURAは売れているらしい。
こうなったら、次はデジカメ版ですよ。レンズは28mm/F2単焦点(EXILIMの教訓を生かして当然AF)、ハニカムCCDで300万画素、ISO1600。これをデジカメで実現してもらいたい(可能ならSDメモリカードでな、笑)。いまのNATURAが35mmフィルムで24mm/F1.9をあのサイズで達成しているし、デジカメのFinePixが630万画素でISO800を実現しているのであれば、300万画素でISO1600も可能だろう。画素ですべてを判断する方面には、ハニカム補完で600万画素と言っておけばわかるまい。まあCCDについては生産体制の問題もあるので、現行の630万画素ISO800で妥協してもよいけど。
さて、技術的には余裕で可能なスペックではある。むしろ、レンズが24mmから28mmとなり、35mmフィルムから1/1.7型CCDになるとすれば、いまのNATURAより小型化できるのは明か。デジカメとしても小さなサイズに収まるはずだ。2型あたりの液晶を積めれば最強。なお、レンズを28mmとしたのはわたしの好みもあるが、デジカメのCCDは基本的に広角に弱いためでもある。
キャンペーン上手の富士のことだ、今回のNATURAはずいぶん実験的(なんとブログでのモニター募集をしている)かつ慎重だったようだけど、花火もキレイに写ルンですの実績もあるし、その気になれば富士フイルムのデジカメが復権する金字塔ともなる力を持っていると思う。いやむしろ、デジカメで存在感をなくしつつある富士が独自性を打ち出すには、ハニカムCCDによる高感度を最大限に活かすべきだとも言える。
キモとなるのは、これを上級者向けではなく、初心者向けに売ることです(上級者には自然に売れていくものです)。その際、おまえら本当にズームを活用しているのか、必要なのかと問いただしておくべき。飲み会で全員写らなーい、と嘆くことの方が多いんとちゃうんかと。