800枚もの写真がほとんどブレブレになってしまった次期日記記者に対して送ったメールの内容を載せます。
■1. カメラを手だけで持たない
体育館は暗い。いくら照明があっても、暗いものは暗い。よって、手で持つと手ぶれしまくるのは必至。
今回のような位置であれば体育館の手すりや床にカメラを置くとか、せめて手すりや床、はたまた柱などにカメラを押しつけることで、グッと手ぶれの大きさを小さくすることができます。
まぁ、それでも被写体ブレは防げないのですが。
■2. 動きの止まる瞬間だけ狙う
被写体ブレはこちらからはどうしようもないので、激しい動きのステージをきれいに撮ることはあきらめます。(カメラのISO感度を上げる方法はあるけど、今回のはすべてAUTOで最高感度になってると思う。)
激しいステージにも決めポーズくらいはあると思うので、そういう瞬間を狙ってシャッターを切る。その際、0.1秒とかのシャッターのタイムラグまで計算に入れると完璧。
もちろん、動きの少ないものなら落ち着いて手ぶれに注意するだけでOK。
■3. アップを狙う
舞台全景を収める写真は、あくまで「こんな感じでしたよ」という押さえ。人の目を引きつける写真は、ステージの一番生き生きした部分のアップです。
それは、たったひとりの表情だったり、数人のダイナミックな動きだったりといろいろですが、どんな写真にも主役を考えて撮ることは大切です。