「手ぶれしない限界は焦点距離分の1秒」とはよく言われる目安だが、「被写体ぶれしない限界」についての解説はあまり見かけない気がして。以下はわたしの経験則から得られた値です。
1/10s〜1/30s: 静止してくれている場合(ポーズ)
1/60s〜1/100s: ふつうに動いてる場合(スナップ)
1/200s〜1/500s: スポーツなど激しく動いてる場合
以上はあくまで「このくらいはほしい限度〜安心して撮れる目安」であって、日常のスナップでもスポーツでも、人間はずっと動き続けてるわけじゃないので、うまくタイミングが合えばこれ以下のシャッタースピードでもぶれないこともあります。
実際の撮影シーンでは、これらの目安を元にISOや絞りの値を調整することになるでしょう。手ぶれ補正が付いていても、忘れてはならないシャッタースピードの限界があると言うことです。
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