ちなみに、東証の経常利益は2004年度で120億円。まぁ、妥当な投資額に見えます。
しかしですよ。東証の利益はこの数年、株式市場の盛り上がりと共に急速に伸びており、特に2005年度前期は半年間だけで102億円の利益を出しています。これはすなわち、わんさか増えた個人投資家からの(証券会社を通じた間接的な)手数料収入の伸びなど、株式市場の活況を反映したものであります。
また、これまで900万件だった注文の上限は、実は2005年4月の時点では620万件だったのです。これを10月に750万件に増強し、2006年1月には900万件まで増強したのが現在の状況で、今回の発表はさらに5月には1200万件へと増強するというもの。
おまえらな、セコセコと増強するんじゃない!一気にやれ!
…と、言いたくなってしまいます。
東証にしたって、いままさに、毎日12:30から13:00までの間に、多大なる機会損失を被っているはずなのですよ。ニューヨーク証取とまでは行かずとも、せめてせめて、一挙に2000万件くらいに対応してもらうくらいの意気込みを見せないと、市場の信頼は勝ち取れないのですよ。
誰か、カルロスゴーンを呼べ!