ついにビール・発泡酒にも、健康志向を全面にアピールした商品が登場してきました。なんとプリン体99%カットです。そう、プリン体。なんじゃそりゃ。
というわけで、得体の知れない健康成分を登場させるのは、これまでの食品・健康・化粧品メーカーの超常套手段でした。タウリン1000mg配合とか、KW乳酸菌とかね。しかしこれらはあくまでプラス志向の成分。たくさん入ってればいい、というのが常識です。
一方、これまでカロリーや脂肪、塩分なんかをカットした食品はありましたが、「得体の知れないモノをカット」した食品は、この端麗アルファが初めてではないでしょうか。
これはなかなか驚異的なことです。これがヒットするとなると、ソレ続けとばかりに、マガマガ酸やオドロオドロ乳塩なんかがカットされた食品が市場にあふれるのですよ。これはいわゆる「あなたの身の回りには、こんなにうじゃうじゃと雑菌が!」「えーっ!!」「だったら○○でシッカリ除菌!」とおんなじ商法です。「えっ!そんなモノいままで平気で食べてたの?」みたいな不安をあおるわけです。
いやー、コワイ世の中になりましたね。