前のメモ日記で「ソニーが出すであろう大型液晶搭載高級PCに注目したい」…と書いた矢先に発表です。
その内容は、NECの23インチ、富士通の22インチに対してひと回り小さな20インチを採用してコストを抑えたいっぽう、映像処理能力に力を入れた分だけ価格は富士通よりやや安い程度の26万円に収まった、といったところでしょうか。高級感あふれるものづくりのセンスを感じさせますが、本体はワイド液晶の横幅を強調「しない」形状にしているために(最近の流行の逆です)、わたしのセンスではかえってバランスが悪いような気もします。
ソニーは、より解像度の高い23インチの液晶ディスプレイを単体でも発売しているので、今回はその液晶で最高級層を攻めてくるかとも思っていましたが、意外にも弱気(?)でした。これではいかんよ。
AVとの融合を打ち出して独自路線を歩むところはソニーらしいとも言えますが、いまの量販店のPC売り場での各メーカーのせめぎ合いの中で、これをしっかりアピールするのは難しい気もします。