サイワールドみたいな「だべり」コミュニティが流行るのは韓国人がそういうの大好きだからであって、日本に進出しても流行らない、というわたしの持論は正しいわけですが(笑)、アメリカで流行ってるmyspaceも、かなりサイワールドチックなノリのようだ。
となると、われらが日本の対抗馬はmixiがその役割を担うことになるわけだけど、mixiの雰囲気は実に穏やかであると思えてくるのであります。ティーンたちの魔法のiらんどとフォレストページの文化圏がmixiに混ざるようになれば話は別だけど、幸いにして(?)、mixiはそういうノリの企業ではない(笑)。
mixiとそのほかの決定的な違いは、個人のページに「おもてなしの場」としての意味が薄い点だろうか。サイワールドもmyspaceも、iらんどもフォレストも、みんな「自分のページを着飾る」ことこそが楽しみであり、そこに友達を招くのが喜びなのだ。それに対して、mixiはあくまで標準志向であり、「カスタマイズ機能」は自分のためのカスタマイズに過ぎない。もっとも、この標準で用意されたオレンジ色のかわいいデザインこそが、mixiの強みの1つともなったわけだが。
なお、この記事にこれといった主張や結論はない。